自分の資産は目減りする?②
前回の続き
前回はこちら。
資産は定期的にたな卸し
固定資産を持っていた場合、除却していない限りは固定資産台帳を作る必要があります。 固定資産としては、建物だったり、使っているPCだったり、会計用のソフトだったり。
「自分のできること」の場合
価値が生めるかもしれないと思ったものは、台帳に載せましょう。 とはいえ、価値が生めるかもしれない、の基準は結構難しいように思います。 自分が当たり前にできることであっても、他人にとっては「お金を出してでもやってもらいたい」ことかもしれません。 自分一人で価値を判断しない方がいいかもしれませんね!
台帳づくり
そもそも自分の出来ることの台帳ってどのように作ったらいいのでしょう? 自己紹介のネタとして使ったりすることはありますが、転職時に書くような職務経歴書としてアウトプットしてみてもいいかもしれません。 「あなたは何ができますか?」こんなシンプルな問いを自分に問いかけてみることにも大きな意味がありそうです。
自分の場合は、職務経歴書を常々最新化して、「自分はこんなことができます」を整理しています。 整理していると、この行為自体が自分を客観視することにつながて、結構面白いなぁ、と思えます。
資産は無くならない
資産を減価償却し続けた結果、耐用年数が到来しました。でも、まだ使いたい。
前回の最後に書いた通り、耐用年数が到来しても資産はなくなりません。
残存簿価が1円のままで残り、固定資産台帳にも1円で記載されます。 これは以下のような意味があります。
- 自分で資産としてはまだ使える、と判断している。
- 価値として提供ができる。
- 自分が事業をやるにあたって、自分が提供できるメニューとして載せられるもの。
もう使わないのなら。。。
逆に、「もう使わないなー」と思ったものは除却します。除却したら、固定資産台帳からもいなくなります。 その結果、自分の持っている固定資産からは外れ、自分の提供できるメニューにも載せられなくなります。
「自分のできること」資産は、固定資産税とは関係ないですが、 自分のメニューに居なくなるということは、どんどん忘却の彼方に追いやられてしまいます。
使えるかも!と思ったことは、メニューに載せ続けるのがよいと私は思います。
自分が生める価値って?
「自分ができるようになったこと」がすぐに価値を生めるとは限りません。 時期が合わずに、数年レベルで水面下に潜むことになる場合もあるかと思います。 また、単体としては価値を生めないが、自分の持っているその他の物や、 他人の持っているものと合わせて価値を生めるものだってあるでしょう。
ダメだと判断したものは捨て、いけるかもしれない、というものは持ち続ける。 身に付けたものは短期間で回収しようと思いがちですが、 「xx年で回収する!」と自分で決め、その期間内でじっくりと価値を発揮する。 そんな長期的な視点も身に付けたいですね。(自省も込めて。。。)
今日はここまで。 次回は↓を書く予定!(あくまで予定)
- 資産価値を維持するには
- 目減りしたものを引き上げるには?